5月で還暦を迎え、会社の方はひとまず定年退職扱いとなったので、6月3日から1週間のリフレッシュ休暇をいただきました。
(定年退職後も半年毎の契約社員ですが、後任がいないため100%そのままの仕事の継続です。)

そのリフレッシュ休暇でどこへ行こうかと考えた結果、まともに行ったことのない「北海道」で決定しました。
その広い北海道のどこを周るかも悩ましい問題でした。
数週間悩んだ末、4泊5日でレンタカーで周れる距離ということで、北海道の南部から中部までとなりました。
1日の走行距離を最長でも200~300km程度で考えると北海道の北東部は無理でした。

6月3日に大阪空港(伊丹)から函館空港に入り、7日に千歳空港から大阪空港へ帰って来ましたが、その次の週に同行した上の娘の体調が悪くなり、急遽、奈良の病院に入院し、その次の週には、北大阪地震で自宅の中が被災したりで、旅行記をアップできないままとなっていました。
もう諦めようかと思いましたが、自分の記録のためと、遅ればせながら今週からアップすることになりました。
5日分のアップが完了するまでどれだけ時間がかかるかわかりませんが、のんびりアップさせていただきます。

とりあえず、今回は、1日目の様子のアップです。

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大阪空港を11時発の函館行きANA745便で出発です。
出来るだけ効率よく周りたくて、函館へ入ることにしました。

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お天気は最高で、機上から「富士山」や「日本アルプス」などの山々や地上の様子もきれいに見えました。

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約1時間半ほどのフライトで函館空港が見えてきました。
空港の左下の海辺のホテルにこの日は宿泊です。
夜空が素晴らしかったです。

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函館空港着です。
夫婦と上の娘、3人分の5日間の荷物です。
上の箱は、私の失敗で手荷物で弾かれた小さなキーホルダーです。
(カメラの予備バッテリ用ケースに付けていたキーホルダーに親指大の小さなナイフが付いていて、手荷物検査で引っかかりました。(汗))

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お昼すぎに函館に着いたので、とりあえず空港で昼食です。
北海道ですから、やっぱり海鮮ラーメンです。(笑)
空港のお店は、なかなか美味しいところが多いですね。

このあと、ニッポンレンタカーで自宅で乗っているのと同じ「インプレッサ」を借りて北海道のドライブがスタートです。
燃費の良いハイブリッド車も考えましたが、普段乗っていて慣れている上、高速道路など長距離走ることが多いので、アイサイトで安心してオートクルーズ出来る「インプレッサ」にしました。

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まず向かった先は、空港から近い「厳律シトー会 天使の聖母トラピスチヌ修道院」です。
修道院の細かい説明は、リンク先でご覧ください。
非常に厳しい戒律の中で生活する修道院のようです。
観光客が入ることが出来るエリアは限られていて、実際の修道院とは完全に分離されていました。
修道女の方を見ることもありませんでした。

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お天気も最高で美しい修道院を楽しめました。

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下から見上げた修道院の庭園の様子です。

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上から見た修道院の庭園の様子です。

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修道院の本館正面棟と聖堂です。
右下に見える煉瓦塀を境にして、向こう側には一般の人は入ることが出来ません。
入ることが出来るのは、修道女としてこれからの一生を祈りに尽くす覚悟ができた女性だけです。

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ここで思わぬ出会いがありました。
何と「エゾリス」が走り抜けたのです。
一瞬の出来事で、慌てて撮ったのでブレブレです。
院内の売店の人に聞いたのですが、この院内でほとんど目にすることは無いそうです。
めっちゃラッキーでした。

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修道院の美しい建物です。

ゆっくり回っていたら数時間は楽しめそうですが、次の予定があるので、早々に次に向かいました。
次は函館市内の定番の観光地です。

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函館と言えば「五稜郭」で、その「五稜郭跡」の全景を見ることが出来る「五稜郭タワー」です。
詳細は、リンクからご覧ください。

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五稜郭タワーから見た「五稜郭跡」です。
幕末から明治初期の混乱期の一つの舞台となったところですが、他のお城と比べると本当に不思議な形です。

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その特別史跡「五稜郭跡」の公園に向かいました。
(詳細は、リンクをご覧ください。)
何と入場料などというものは必要ありません。(笑)

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ここも他の観光地と同じく、インバウンドの方が多いです。

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ちょうど藤の花が満開で見頃でした。

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現在の「五稜郭」の中心部にあるのは、復元された「函館奉行所」です。
(詳細は、リンクをご覧ください。)

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「五稜郭跡」の藤棚から見た「五稜郭タワー」です。

「五稜郭」で函館の歴史を見た後は、ちょっとマイナーなところへ向かいました。

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函館八幡宮」です。
奥さんが、寺社をまわるのが好きで、コースに入りました。

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山の麓にあり、静かですが立派な八幡さんでした。
ここで売られている「御朱印帳」は、すごく立派で価値あるものでした。
北海道旅行の記念品の一つになりました。

この後、少し早めですが、宿泊先の湯の川温泉にある「イマジンホテル&リゾート函館」へ向かいました。

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ホテルの部屋から見た海の景色です。
全室オーシャンビューです。
荷物を置いて、函館の夜の観光にタクシーで向かいました。
(夕食もあるので当然タクシーです。)

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函館と言えばやはり夜景なので、夜景の時間に合わせて「函館山ロープウェイ」です。
日が沈む前の函館の街並みです。

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函館山山頂から見た函館湾の向こうに沈む夕日です。
最高のお天気です。
しかし、北海道なのに暑かったです。
この日から数日は、北海道が日本で一番暑い日が続きました。(汗)

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日が沈み空が青くなってきたときの函館の街並みの夜景です。

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そして、完全に暗くなってからの函館の夜景です。
やっぱり美しいです。
この時、山頂は観光客で溢れかえっていました。
そのため、メインの場所では撮影できず、ちょっと外れた頃で三脚を立てて撮りました。
月曜日の夜でこんな人だと、金土日だとどんなことになるのでしょうね。

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函館の夜景のアップです。
右半分と左半分で光の量の差がわかると思います。
右半分は、昔の函館の中心部で商店街などもあったそうですが、タクシーで走っても人が少なく寂れた感じでした。
今ある光は街灯だけです。
左半分は、現在の函館の観光の中心で、お店の光がいっぱいです。
函館駅があり、金森赤レンガ倉庫などがあるところです。
数百メートルの間でこれほど明暗が分かれるところも少ないのではないでしょうか?

函館の夜景を楽しんだ後は、北海道旅行初日の夕食です。
タクシーの運転手さんに地場の美味しいお店に連れて行ってもらいました。
こういうときはタクシーにお願いするのがいいですね。

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地元の人が多い居酒屋です。
観光客相手のお店でなく、地元の人相手のお店が正解です。

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解禁されてすぐの「活イカの刺身」が最高でした。
北海道の美味しいお魚をたっぷりいただいて、ホテルに帰りました。

ホテルに戻って温泉に入った後、部屋の外に出ると月と星がすごくきれいだったので、ちょっと頑張ってみました。

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RAWで撮影して、少しイメージを変えています。
撮影は、「PENTAX KP+SIGMA 17-50mm F2.8EX DC HSM」にPENTAXにしか無い「アストロトレーサー(GPSユニット)」を取り付けて撮影しています。
短時間ですが、天体を自動追尾して撮影すること出来るので、長時間シャッターでも星が流れず撮影が可能です。

こんな感じで北海道の初日を楽しむことが出来ました。
この時は、真夏の北海道で汗だくになるとは、全く思っていませんでしたが。(汗)

 

二日目に続きます。(但し、のんびりアップです。(汗))