4月から参加しているNHKカルチャー「お勤め帰り 写真 斎藤クラス」の2回目の撮影実習が昨日、「大阪市立長居植物園」でありました。
今回の課題は、「バラ」です。
先生の撮影スタイルは、マクロレンズで薔薇の花弁の美しい巻きのラインの撮影です。
先生の撮られた写真を見て、ポイントを教えていただいて、撮影開始です。
と言っても、これはといった被写体を見つける目がありません。
いっぱい咲いている花を見ながら、「私を撮って~!」と言っている花を探すのですが、なかなか花からは声をかけてくれませんでした。
そのような中で撮影したバラをアップです。

IMGK1705270365_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8・1/250S・ISO200 >
中心近くの巻きがきれいに見えたので撮ってみましたが、イメージ通りになりませんね。
先生は、中心部は撮らないと言われていました。(汗)

IMGK1705270389_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8・1/160S・ISO200 >
花びらのラインだけでは、なかなか難しかったので、きれいに咲いていた花全体を柔らかい雰囲気で撮ってみました。

IMGK1705270412_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8・1/400S・ISO100 >
前ボケと後ボケを活かしてきれいに咲いていたピンクの花を撮ってみました。

前半は、KP+マクロレンズで撮影し、後半は、EOS7D Mk2+100-400mmで超望遠を活かしたボケで撮ってみました

IM7D1705275072_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6・1/1000S・ISO100 >
前ボケを思いっきり入れて撮ってみました。

IM7D1705275077_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6・1/1000S・ISO100 >
前ボケに使う花にあたるくらいに近寄って、全体に前ボケを使って撮ってみました。

IM7D1705275103_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6・1/1250S・ISO100 >
思いっきり前ボケを活かすことで、バラの花特有の少し傷んだ部分を隠すように撮ってみました。

初めて写真教室に通ってみて感じることは、当然、撮影技術に大きな差がありますが、それ以上に撮影する被写体の見つけ方の技術の差を感じますね。
きれいなだなぁと思って撮っていては、私のようなそれなりの写真にしかなりません。
きれいだなぁでなく、「これだっ!」という被写体を見つける技術を感じています。
それも、撮って実際にパソコンのモニタで見てみないとわからないようなレベルです。
それを花を見て見つける技術がやっぱりプロのフォトグラファーですね。(当然ですね。)
写真教室で習えるレベルではありませんが、少しでもその雰囲気だけでも吸収できればいいのですが。

こんな感じで、2時間ほどの撮影実習が終わりました。
今回撮った中から、どの写真を次の教室の時に持っていくか、ちょっと悩みますね。
(今回アップした写真以外になる予定です。)

ちなみに、この撮影実習の後に、同行した家族で植物園の森の方をまわってみました。
その時に出会った野鳥を「野鳥不定期日記」のblogにアップしました。