日曜日(14日)に、以前から気になっていた「オッペン化粧品バラ園」へ行ってきました。
JR岸辺駅のすぐ近くで、毎朝の通勤電車から見えるところにあります。
このバラ園は、通常は一般公開はされていないのですが、毎年5月に「Rose Week」として一般公開されています。

化粧品メーカーとしてのオリジナル品種(2種類)を含めて全320品種・5,500本余のバラが育てられています。
初めて行ったのですが、想像していた以上に広く、しっかり管理されていて、ちょっと驚きました。
正直、万博公園のバラ園の比べると管理レベルが全く違う感じで、枯れたように傷んだ花は一輪も見当たりませんでした。
傷みやすい花ですから、花びらの先のほうが、傷んでいる花はありましたが、これは仕方ないでしょうね。

そんな初めていくバラ園を、購入して初撮りになる「PENTAX KP」でカメラの操作練習を兼ねて撮影してきました。
また、4月より参加している写真教室の2回目の撮影会が、長居公園のバラ園の予定なので、予行練習も兼ねている感じです。

バラ園の様子からです。
IMGK1705140239_S
すぐ近くに大阪学院大学があり、その学院大学も協賛イベントを行っていました。

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右奥にJRの列車が見えます。
花壇一面にバラが満開となっていました。

IMGK1705140035_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX DA 35mm F2.8 Macro Limited ; F2.8 ・ 1/2000 ・ ISO200 >

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< PENTAX KP+PENTAX DA 35mm F2.8 Macro Limited ; F2.8 ・ 1/3200 ・ ISO100 >
久々に35mmマクロを使って撮影してみました。
標準レンズのマクロなので、背景を活かした構図にしてみました。
しかし、予想以上に人も多いので、背景に人が入ることが多くなったので、すぐに100mmマクロに切り替えました。

IMGK1705140051_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8 ・ 1/1250 ・ ISO100 >
三脚使用禁止ではなかったので、三脚を使って、ちょっと力を入れて撮影し始めましたが、風が邪魔をして、なかなか思うように撮れません。

IMGK1705140104_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8 ・ 1/160 ・ ISO160 >
オリジナル品種の一つの「エリカ87」です。
真っ赤なバラで、日差しの下では、色飛びしてしまい写真撮影には、ハードルが高すぎました。

IMGK1705140113_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8 ・ 1/320 ・ ISO100 >
同じくオリジナル品種の「リベラ87」です。
ピンクのバラですが、こちらは陰を作って撮影しましたが色飛びしてしまい、やはりハードルが高すぎます。

IMGK1705140167_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8 ・ 1/800 ・ ISO100 >
写真教室で習ったように、花びらの手前側の曲線にピントを合わせて撮影したことで、柔らかい雰囲気に撮れました。

ここからは、カメラをCANON 7D Mk2 + EF100-400mm に変えて望遠を活かして撮影してみました。

IM7D1705144911_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6 ・ 1/1250 ・ ISO100 >
400mm望遠(35mm換算640mm相当)で間近の白い花を前ボケにして、離れたバラを撮影しました。

ここまでは、日差しがあり日陰を作ったりして苦労して撮影していましたが、ここからは、会社の建物沿いが日陰になっているのを見つけて、そこでの撮影です。
お天気がいいので、日陰でも明るくて撮影しやすい環境でした。

IM7D1705144936_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6 ・ 1/1000 ・ ISO400 >
同じく400mm望遠で前ボケを活かして撮影しています。
開放絞りがF5.6と大口径ではありませんが、超望遠を活かすと大きなボケを作ることが出来ます。
ただ、自宅に戻って気がついたのですが、設定が野鳥撮り用になっていました。
高速シャッターになるようにISO感度が早めに上がるようにしていたのです。
三脚を使っての撮影なので、ISO感度を固定で撮影すべきでした。

IM7D1705144949_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6 ・ 1/1000 ・ ISO250 >
同じく400mm望遠で大きな前ボケをつくりました。

IM7D1705144954_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6 ・ 1/1250 ・ ISO320 >
この花を撮っている時に、「こんなに大きなレンズで花の間近で、どんな写真を撮られているのですか?」と声をかけられました。
前ボケにするために花の直近にレンズを構えていたので、そのように思われたようでした。
「いえいえ、向こうの花を撮っているのです。」と撮った写真を見ていただくと納得されていました。
普通の方から見ると、何を撮っているのだろう?ってなるのでしょうね。

IM7D1705144980_SYLK_S
< CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ; F5.6 ・ 1/1000 ・ ISO640 >
前ボケが作れる花ばかり探して撮影するようになってしまいました。(汗)

再び PENTAX KP+PENTAX 100mm マクロに変えて撮影しました。
IMGK1705140194_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8 ・ 1/800 ・ ISO100 >
この全体的な柔らかさを出すには、やっぱりマクロレンズです。
多重露光もチャレンジしたのですが、風が強くてボケが動くので諦めました。

IMGK1705140230_SYLK_S
< PENTAX KP+PENTAX D FA MACRO 100mm F2.8 ; F2.8 ・ 1/400 ・ ISO100 >
クリームのような雰囲気で撮影しました。

このような感じで初めてのバラ園をおニューのカメラで撮影を楽しむことが出来ました。
このバラ園は、来年からは、毎年春にチェックして、撮影に来てみたいところとなりました。

カメラの使い勝手も慣れてきて、次回の撮影会は楽しめそうです。
ただ、新しいKPの弱点も見えました。
カメラが小さくコンパクトなっているので、バッテリーも小さくなっていて、バッテリーの持ちが予想以上に悪くなっていました。
カメラ購入時に予備を1個買いましたが、これでは心許ない感じで、取り敢えずネットで互換バッテリーを更に1個追加しました。
当面は、予備バッテリー2個で様子を見ていきたいと思います。