日曜日(10日)に、入院中に体力が落ちて歩行が怪しくなった上の娘のリハビリ(体力つくり)を兼ねて、比較的小さな公園ということで、服部緑地にある「都市緑化植物園」へ行ってきました。
さすがに桜(ソメイヨシノ)は散っていましたが、別の桜やチューリップなどが見頃・撮り頃をむかえていました。
通路が桜の花びらのじゅうたんとなっていました。
朝一で誰も歩いておらず、きれいでした。
八重の桜は、ちょうど咲き始めで今が一番美しい時でした。
モミジは、若葉といっしょに真っ赤なつぼみが膨らみ、少しずつ花が開いていました。
毎年撮っていますが、この時期のモミジも好きな被写体です。
今回、都市緑化植物園で一番良かったのが、チューリップです。
狭いところに少しずつしか植えられていないのですが、あまり見かけない品種もあり楽しめました。
きれいに開き揃っているチューリップですが、背が低いので横から撮るのには苦労しました。
(「イエローフライト」という品種です。)
ちょっと柄の違う品種がアクセントのように植えられていました。
ちょっとハイキー気味にしてみました。
(奥のオレンジ色は「バレリーナ」という品種です。手前の柄付きはプレートがなかったのでわかりません。(汗))
こんな感じで植えられているので、真横から撮らないと絵になりません。
そのためには、人が多いと出来ない姿で撮影していました。
娘がその姿を撮っていました。
下が芝生だったので、ちょっと湿っていましたが、覚悟を決めて伏せていました。
本当なら三脚を使うところですが、この日は持って出なかったので、全て手持ちで撮影しました。
ハーブ園の方へ行くと別の花も咲いていました。
ギリギリ間に合った「オオシマザクラ」です。
普通は白い花と思ったのですが、この木は、一つの枝から白い花とピンクの花が咲いていました。
鮮やかにショッキングピンクの壁のように植えられていた「ベニバナ トキワマンサク」です。
鮮やかな真っ赤な花は、「キクモモ」です。
ピンクの花は、「テルテモモ(照手桃)」です。
中国原産の桜の仲間だそうです。
白色の「テルテモモ」も咲いていましたが、すでに花が傷んで黄色くなってきていたのでパスしました。
咲き始めで美しいバラが数輪咲いていました。
「リージャンロードクライマー」という早咲きの品種だそうです。
通路脇に名札プレートも付けられず咲いていたユリの仲間です。
品種はわかりません。
ハーブ園にはチョウもたくさん舞っていました。
「ベニシジミ」です。
ハーブ園で鮮やかに咲いていた「アメリカ ハナズオウ」です。
花の形から見てわかるように豆科の木です。
ハート型の可愛い葉が付いていました。
小川に沿ってチューリップが植えられていました。
女の子がシャボン玉を飛ばしていたので、ちょっと入れてみました。
(大きなシャボン玉をなかなかつくってくれなかったので、これがワンチャンスでした。)
上の写真を見ていただいてわかると思いますが、ここのチューリップは、背の高い品種と低い品種の2種類を混在して植えているところが多かったです。
ちょっと面白い植え方ですが、写真を撮るには、なかなか苦労しました。
薄いオレンジ色の八重のチューリップが「オレンジレディ」です。
ボケに使った白いチューリップは「銀杯」です。
八重のチューリップの雰囲気が良すぎて「オレンジレディ」ばかりを主役で撮っていました。
緑のアクセントがきれいな「スプリンググリーン」です。
赤・白・黄色の定番のような色合いで植えられていました。
(黄色いのはチューリップではありませんが。)
赤いチューリップが「カムロ」で、白いチューリップが「ホワイトハート」です。
背の低い黄色い花は、「クリサンセマム・ムルチコーレ(キク科)」というややこしい名前の花です。
チューリップを堪能しながらも合間に野鳥も撮りました。
タンポポの中で花を食べていた「カワラヒワ」です。
旅立っていく「シロハラ」と真逆で南の地から北上してきた「アカハラ」です。(夏鳥)
ちょうど冬鳥と夏鳥が入れ替わる時期です。
可愛い声でさえずっていた「アオジ」です。(漂鳥)
渡りほどではないですが、夏場は涼しい山の上や北日本に移動します。
いい声で鳴きながら木の実を食べていた「イカル」です。(留鳥)
比較的狭い植物園ですが、いろいろな花や木々が工夫して植えられていて、娘のリハビリを兼ねた散歩にはちょうどよかったです。
日曜日には決まっていなかったのですが、月曜日に奈良の病院へ経過を診てもらうために行ったところ、手術した箇所の傷が少し開いてきているということで、来週、再入院と皮膚移植手術がきまりました。
娘の場合は、体質的も難しい面があり、術後の状態が思うようにいかない感じです。
再手術で綺麗に治ることを祈るのみです。
ということで、来週からまた奈良への週末ドライブがスタートします。
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