梅雨に入ってから気温があまり上がっていませんでしたが、台風が近づいて一気に気温と湿度が上昇して、不快指数200%のような蒸し暑さがやって来ました。

その蒸し暑い今朝、昨日から「早朝観蓮会&象鼻杯」が始まった「万博公園・日本庭園」へ行ってきました。

(早朝観蓮会&象鼻杯(朝6時から)に行く元気はなかったので、遅朝観覧会でしたが。(汗))

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10時前に着いた時の日本庭園のはす池の様子です。

6時の早朝観蓮会から来られている人たちで、すでにいっぱいです。

でも、半分くらいの方が、すでに帰り支度をはじめている状態で、蒸し暑さMAXとなるこれからは、人が少なくなっていきました。

   

今日は、新しく買った「CANON EOS 7D Mk2 & EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 」をメインで、あと「PENTAX K-5IIs+PENTAX DA☆ 50-135mm F2.8ED SDM 」の組合せで撮影するつもりでカート式カメラバッグで出かけたのですが、あまりの蒸し暑さでカメラを取り替える元気が出ず、はすの写真はすべて新しいCANONで撮影しました。

ホント、頭・額の汗が目に入ってきて、数枚撮っては、タオルで顔を吹くという作業の繰り返しでした。
(これからのシーズンは、汗止め用のバンダナが必須です。)

   

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/1000 ISO125 >

400mm望遠は、離れたところの花を撮ることが多い「はす撮り」でも、その威力は絶大でした。

前後のボケもきれいです。

   

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< レンズ焦点距離263mm F5.6 1/1000 ISO200 >

ならばと、前ボケを活かして、こんな写真も撮ってみました。

滑らかで柔らかいボケは、花撮りでも活躍してくれそうです。

   

万博公園のハス撮りというと、やっぱり「トンボ」です。

今日もたくさんのトンボが、ハスの花のまわりを飛んでいました。

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/1000 ISO250 >

「チョウトンボ」です。

トンボとハスの花を上手く構図に入れるのには、苦労します。

写真撮りに都合のよいところには、なかなか止まってくれませんからね。

   

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/1000 ISO250 >

尻尾の先が膨らんでいるので、「ウチワヤンマ」かと思います。

全身がはっきり見えるこのポーズで止まってくれると嬉しいですね。

   

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/1250 ISO250 >

トンボではありませんが、・・・。

「クマバチ」です。

大きなハチなので、大きなハスの花とコラボしても絵になります。

小さなハチだと、ゴミのようになりますからね。

   

ちょっと雰囲気の違う写真です。

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/800 ISO200 >

ハスの花は、散ってからも絵になります。

葉の間からの木漏れ日をあびて、輝く花びらです。

   

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/1000 ISO250 >

11時過ぎでしたが、花びらに少しだけ朝露?(汗)が残っていました。

それを「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 」の最短撮影距離でマクロもどき的に撮影しました。

このレンズ、400mmクラスの望遠ながら、最短撮影距離が0.98mと、想像以上に寄れるので、このような撮影も楽しめます。

私としては、清水の舞台から飛び降りたようなちょっとお高いレンズでしたが、買った良かったと思えるレンズです。

   

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< レンズ焦点距離400mm F7.1 1/1250 ISO400 >

「顔?」のように見える水滴です。

葉の下から気泡が浮き上がってきて、このようになっていました。

時間が経つと気泡が膨らんで弾け、また新しい気泡ができるという状態でした。

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撮影角度と焦点距離が違いますが、気泡がない時の水滴です。

葉を通って気泡が出てくるのが、ちょっと不思議ですね。

   

ハス池には、野鳥もいます。

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/1250 ISO1000 >

「カイツブリ」の親子です。(母子かな?)

すでに親鳥と変わらないくらいに大きくなっていますが、ピーピーと鳴いて甘えていました。

   

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< レンズ焦点距離400mm F5.6 1/1250 ISO800 >

「羽についた水は、こうして飛ばすのよ!」と教えているように、子供たちの前でブルブルしていました。

このカメラとレンズになって、思いっきり高速シャッターが切れるので、こうした写真も飛沫が止まって写るのでいいですね。

   

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< レンズ焦点距離400mm F6.3 1/1000 ISO400 >

以前も撮ったことがありますが、ハス池にスズメが多くいて、時々、こうしてモデルになってくれます。

つぼみだけでは絵になりませんが、スズメが止まってくれるだけで、絵になるから不思議です。

   

最後にちょっと気になった写真を。

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最初にも書きましたが、昨日10日から始まった「早朝観蓮会&象鼻杯」ですが、ハスは一部ですでにこんな感じになっていました。

花の数も少なく、7月26日まで持つのでしょうか?

万博公園のハスの撮影を予定されている方は、一日でも早い方がよいですよ。

今日でも、花の背景にこの枯れた葉が入って絵にならないようなことが多々ありました。

これも今年の異常気象の影響でしょうか?

   

例えば、こんな感じです。

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< レンズ焦点距離170mm F7.1 1/640 ISO320 >

ピンクの花を後ボケに使って、真っ白な美しい花をと思って撮影したのですが、まわりが枯れた葉ばかりで、ちょっとイマイチの写真となりました。

昨年までは、早朝観蓮会が始まってすぐの頃には、これほど傷んだ葉はまったく無かったのですけどね。

まわりで撮影している人も、同じようなことを話していて、こんなことを言っている人もいました。

「吹田市が管理するようになり、入札でこのはす池を管理している造園業者が変わって、質が落ちたからだ。」とのことでした。

これが本当なら、入札でコストカットして節約しても、花の質が悪くなれば、人が集まらなくなってしまいます。

前回の市長選で吹田市も市長が変わったので、ちょっと考えが変わるといいのですが。