先週、GWの最終日にいいお天気になったので、久々に六甲高山植物園へ行ってきました。
大阪の平地では、初夏のような暑さの日もありますが、標高約900mの六甲山山頂付近では、まだ桜の花が残っているくらいで、ようやく本格的な春になってきた感じでした。
植物園の駐車場の横に咲いていた「桜」です。
自宅を出るときに暑いかなぁと思うくらいの服装で出かけましたが、六甲高山植物園では寒いくらいでした。
平地で桜が咲く頃の気温です。
今回は、この日に撮影した花を出来る限り沢山アップしたいと思います。
花図鑑のような感じになりますが、ご容赦ください。
「ハクサンハタザオ」というアブラナ科の小さな花です。
初春の野山の代表的な花の「ニリンソウ」です。
真っ白な清楚な感じの花です。
ロックガーデンに咲いていた「ハイヒカゲツツジ」です。
背が低いヒカゲツツジで、地面を這うように咲くことから「這い日陰躑躅(ハイヒカゲツツジ)」となったそうです。
紫の花が美しい「ミヤマオダマキ」です。
開園間もない頃は、人もまだ少なく、三脚を使って撮影が出来たので、「ミヤマオダマキ」を多重露光で柔らかい雰囲気で撮影してみました。
この後、徐々に人が増えてきて、珍しい花の周りは写真を撮る人が順番待ちするくらいになり、三脚は使いづらくなりました。
すでにピークは過ぎていましたが、きれいに咲いていた「チングルマ」です。(だったと思います。(^^ゞ )
斜面にきれいな広がって咲いていた「芝桜」です。
ラッパのような黄色いきれいな「フエフキスイセン」です。
ヒメシャガに似た「イリス・クリスタータ」です。
ちょっとよれっとしていますが、「プルサティラ・ブルガーリス(セイヨウオキナグサ)」です。
高山植物の女王と呼ばれている「コマクサ」です。
この方向から撮ると名前の由来に見える気がします。
子馬の顔に似ているところから「コマクサ」となったそうです。
いかにも高山植物らしい「ホソバヒナウスユキソウ」です。
「マムシグサ」に似ている「ムサシアブミ(武蔵鐙)」です。
「ムサシアブミ」と同じサトイモ科の「ユキモチソウ」です。
雪のように白く膨らんだ部分がお餅のようです。
ヤマブキに似た色の花の「ヤマブキソウ」です。
ピンクの花がきれいな「ロードデンドロン・ウィリアムシアナム」中国産のシャクナゲです。
こちらは真っ赤とピンクの「ロードデンドロン・アルボレウム」ヒマラヤシャクナゲです。
葉の大きな「オオバキスミレ」です。
白く小さなは、「ツマトリソウ」だそうです。(教えていただきました。[E:coldsweats01])
サクラソウ科とのことで、葉の形も違うようです。
白く小さな花がきれいで撮ったのですが、名前が分かりません。
キンポウゲ科のイチリンソウの仲間に似ているのですが、葉の形が違い、よく分かりません。
不吉な花、呪いの花など悪いイメージと、ロマチックな花などと両極端の見方をされる「クロユリ」です。
もう終っていると思っていましたが、一株だけ花が残っていた「カタクリ」です。
ちょっとヨレヨレとなっていますが。
水辺の鮮やかな黄色い花の「エンコウソウ」です。
花だけでなく葉も黄色く見える「ノウルシ」です。
この植物園では沢山咲いていますが、絶滅危惧種に指定された植物です。
「ノウルシ」を前ボケにした「クリンソウ」です。
まだ咲き始めで数は少なかったですが、これから一面を「クリンソウ」が埋め尽くします。
花はまだ固い蕾の状態でしたが、葉の上に花を咲かせる「ハナイカダ」です。
もう少しで花が開く状態だった「イワカガミ」です。
すでにピークを過ぎて傷みが出てきていてアップには堪えられませんが、引いて撮ると淡黄色の花が美しい「ヒカゲツツジ」です。
真っ白い花が美しい「ウメザキウツギ」です。
ここまでいろいろな花を紹介してきましたが、ここからはいろいろな「イカリソウ」をまとめて紹介させていただきます。
小さな「イカリソウ」ですが、少しづつ違う顔を持っています。
手前にあった葉の隙間からのぞいていた花を撮りました。
大きなボケで葉が透けているように撮れました。
「イカリソウ」だけでも数時間粘れそうなくらい可愛い姿を見せてくれました。
最後まで長々とお付き合い下さりありがとうございました。
もう少しお付き合いしていただける方は、続きの野鳥ものぞいてみてください。
今シーズンは、仕事などでバタバタしていて、夏の野鳥を撮影する機会が少なくなり、出会えていない野鳥がいました。
その野鳥と六甲高山植物園で偶然出会うことが出来ました。
少し大きめの青い鳥の「オオルリ」です。
今シーズンはあきらめ気味だったので、本当に良かったです。
美しい歌声でさえずっていました。
大阪の平地では4月に移動の途中で見かけるだけですが、涼しい山の上や北の方では、暑い夏を過ごして、繁殖活動も見られるようです。
こちらも暑い夏には山で過ごすことが多い「ホオジロ」です。
高い木の上だったので、ホオジロらしい顔は撮れませんでした。
ほんとうに最後までご覧いただきありがとうございました。
六甲高山植物園は、何度行っても新しい発見があるように思います。
花の種類が多く、そのたくさんの花が、少しずつ時期がずれて咲くので、いつも新鮮な雰囲気を味わえるのです。
次は、例年のごとく、夏に避暑を兼ねて行くことになるでしょう。
コメント
コメント一覧 (2)
ありがとうございます。
早速、修正させていただきました。
六甲高山植物園は花が多くていいのですが、花の名前が書いていないものが多く、
名前を調べるのに苦労します。
この日も、オオルリは、木のてっぺんでさえずっていたのですが、
少し降りてきてくれて、姿を撮れました。
名前不明の白い花はツマトリソウでしょう。登山道にポツンと咲いていたりします。
オオルリは高い木の上で鳴くので、私も遠目に下から黒っぽいのを見たことがあるだけです。あの深いブルーの背中をしっかり見たいです。