週初めの予報では雨だったので心配していましたが、いいお天気になった一昨日(18日)、久々に京都へ行ってきました。
目的の一つは、京都文化博物館で開かれている『マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展』へ行くこと。
そして、もう一つは、先週の土曜日に購入した新しいカメラ(PENTAX K-5IIs)とレンズ(PENTAX DA☆ 60-250mm F4とSIGMA SIGMA 18-250mm F3.5-5.6 DC)の初撮りです。
出来るだけ効率よく回りたいので、朝早めに自宅を出て、開館前に京都文化博物館へ着きました。
予定通り10分ほど待って、入館しました。
インカ帝国展の内容は、南北4000キロに細長く広がるインカ帝国の信仰による始まり、総延長4万キロにもなるインカ道によるインカ帝国の統治、 そして、スペイン人の侵攻により植民地化され滅びていく時代の流れなどが、いろいろな展示物などで説明されていて、良かったです。
特に信仰による埋葬「ミイラ」の実物展示や脳外科手術痕の展示などもあり、その技術の高さに驚かされました。
しかし、これだけの技術がありながら、エジプト文明のような文字の文化が無く、記録が残っていないのが不思議でした。
そして、一度は行ってみたい空中都市マチュピチュは、3Dスカイビューシアター(ミニ映画)で紹介されていて、その神秘的な美しさに感動しましたが、さすが世界遺産ですね。観光客が多く、ちょっと残念な雰囲気でした。
「インカ帝国展」を1時間あまり楽しんだ後、次の目的地の「京都市立動物園」へ向かいました。
途中にあった御所八幡宮です。
大通りの御池通沿いのビルの間にありますが、なかなか由緒ある神社のようです。
平安神宮近くでの風景ですが、このような川の流れが京都に似合いますね。
水もきれいで、真夏には入りたくなりそうです。
そして、やって来ました。
琵琶湖疏水の美しい川沿いにあるのが、「京都市立動物園」です。
ここまでは、Panasonic LUMIX GX1での撮影でしたが、ここからの動物園の動物たちは、すべてPENTAX K-5IIs + DA☆ 60-250mm F4 ED SDMで撮影しています。
街なかのスナップでは、GX1のようなお手軽ミラーレスカメラが撮影しやすいです。
ここからは、見て回った順に紹介しています。
もう猛獣とは思えない情けない姿だった「ジャガー」です。
こちらも百獣の王の影も薄い「ライオン」です。
寝姿は、図体のでっかいネコです。
動きのあるネコ科の猛獣を楽しむのは、朝一番の方がいいのでしょうね。
一度は出会ってみたい「アカショウビン」です。(当然、出会いたいのは野生の「アカショウビン」ですよ。)
カワセミ科の野鳥で、夏鳥として日本本州へ繁殖やって来る渡り鳥ですが、数が少なく、出会える率の低い野鳥です。
この動物園の「アカショウビン」は、昨年、翼の骨折で飛べなくなっていたので、動物園へ持ち込まれたそうです。
骨折が治っても飛べないということで、そのまま飼育されています。
夢を食べる「ブラジルバク」です。
仲睦まじい雰囲気でした。
にっこり微笑んだ雰囲気の「アジアゾウ」です。
「親分」「子分」と言う雰囲気がピッタリの「ニホンザル」です。
この親分、何かもの思いにふけっている感じで、ちょっとお疲れのようですね。
暑いので親子でお昼寝中の「ニホンザル」です。
家庭的な雰囲気が最高です。
猛禽の鋭い目がカッコイイ「クマタカ」です。
鳴き声も鋭く、やっぱり猛禽は、力を感じさせてくれます。
ちなみに、眼球の黒目に私が映っています。
微笑んでいる「ワシミミズク」です。
こういう姿は可愛いですが、フクロウ(ミミズク)もハンターです。
ちょっと微笑みが足りない「シロフクロウ」です。
動物園の撮影では、ゲージがやっぱり邪魔ですね。
絞りを開放にして、出来るだけボケが大きく消えるように撮影していましたが、どうしても影が写ってしまいます。
アクリルガラスのゲージもありましたが、今度は映り込みが酷く、それも困りものです。
この時期は、ちょうど子供が誕生する頃で、色々なところで可愛い姿が楽しめました。
優しそうな雰囲気のお母さんとワンパクそうな雰囲気の子供の「ワオキツネザル」です。
子ザルの遊んでいる姿を見ていると、それだけで時間を潰せそうな感じでした。
手を伸ばせば触れるような間近で楽しめた「フルボルトペンギン」です。
アクリルガラスも柵もありません。
この近さは、子どもたちには嬉しいでしょうね。
この日、ちょうど行われていたイベントの「ヒツジの毛刈り」です。
大きなバリカンでトラ刈りのように刈られています。
何となく情けない雰囲気にサッパリした「ヒツジ」です。
この日、一番可愛かった「アミメキリン」の赤ちゃんです。
何と5月15日に誕生したところで、この日、まだ3日目です。
お母さんにつられて入り口のところまで出て来ましたが、この時はここから表に出てくれませんでした。
飛び上がって戻ろうとしている赤ちゃんキリンです。
まだ脚に筋肉がほとんどついておらず、歩き方もヨチヨチという感じですが、3日めでこんなに元気というのは、やはり野生の世界で生き抜くには、これも重要なことなのでしょうね。
手前右の黄色いのが、お母さんキリンの脚です。
始めて来た「京都市立動物園」でしたが、こじんまりして小さな子供のある家族向けの動物園ですね。
写真撮りがなければ、1~2時間もあればまわれるくらいの広さです。
でも、最近の動物園らしく、色々と趣向を凝らしていて、大人も楽しめる動物園となっていました。
実際、大学生のグループも来ていて、こどものようにはしゃいでいました。
動物相手の初撮りとなった新しいカメラPENTAX K-5IIs と、レンズ DA☆ 60-250mm F4 ED SDM の組合せは、オートフォーカスの速度と精度も満足できるもので、解像度も想像以上のポテンシャルを持っていました。
以前のSIGMAの100-300mm F4 ズームレンズも良かったですが、重たくて手持ちでは辛く、なかなか動物園撮影には持って出られませんでした。
今回のDA☆ 60-250mm F4 は、ズーム域が広角側に寄ったこともありますが、軽くコンパクトになったので、十分に手持ちで楽しめるものでした。
広角側が60mmからのスタートと言う事で、公園などの屋外では常用レンズとして十分に使えそうな感じです。
思い切って購入してよかったです。
次回は、レンズをSIGMA 18-250mm F3.5-5.6 DC MACRO HSMに交換して撮影した様子をお届けします。
<日曜日にアップするつもりで作りましたが、"Windows Live Writer"でなぜか写真がうまくアップ出来ません。今日(月曜日)は、オンラインツールでアップしました。>
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