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2008年5月に放火による火災で全焼した「吉志部神社本殿」が再建され、初めての桜のシーズンを迎えました。

真新しい本殿と御神燈と焼失前の本殿を見守っていた桜です。

(桜はすでに散り始めていてさびしい感じですが。)

やっと復活したという感じです。

全焼した時の吉志部神社

   

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このブログで何度も紹介させていただいていますが、上の娘が先天性の病気で、何度も形成外科の手術を受けています。

その形成外科の主治医である久徳医師が、本を出したのです。

医学書を出すのは、医大の先生ですから当然のことと思うのですが、今回の本は、全く畑違いのものだったのです。

    

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何とクラシック音楽のガイド本なのです。

まだ半分くらいしか読んでいませんが、主治医の博学多才なところに驚いています。

(クラシック音楽の知識がほとんどない私にはなかなか難しく、読むのにちょっと時間がかかっています。)

   

主治医とは同じ年齢なのですが、私がサッカーと遊びに狂っている高専(高校)時代に、すでにクラシックコンサートに行っていたというのですから、生まれ育ちが全く違うなぁという感じです。

そして、こんな本を出すくらいにクラシック音楽に力を入れながらも、医大に入学し、形成外科医としても先天性異常の専門医の世界では、名医の一人となっているのです。

正直、いつクラシック音楽を聴いているのだろうと思うくらい多忙にされていると思うのですが。

   

小説「チームバチスタの栄光」のシリーズの中にクラシック音楽がよく出てきます。

クラシックをかけながら手術をする外科医の話もあります。

この「チームバチスタの栄光」シリーズの作者である海堂尊氏も外科医ですが、本を読んで感じるのは、海堂氏もクラシック音楽に長けているのだろうなぁと言うことです。

主治医の本の中にも多くの医師の名前が出てきますが、みなさんクラシック音楽に詳しいようで、医学を学ぶ人とクラシック音楽というのは、何か関係があるのかなぁと感じています。

   

本の帯にも書かれていますが、この本を読んでいると何となく紹介されているクラシック音楽を聞いてみたくなります。

読み終わったら、これはというCDでも探してみようかと思います。

クラシック音楽に興味がある方には、ちょっとおススメの本です。

   

ちなみに主治医は、今まで岸和田市民病院の形成外科部長をされていたのですが、この春から卒業された大阪医科大学の形成外科へ戻られました。(入局されていた関西医科大学でなく、卒業された大阪医科大学へ戻られたところは、白い巨塔の世界かなぁと勝手に感じています。)

娘の入院も次回からは、岸和田でなく、高槻になりそうなので、近くなり、ホッとしています。

吹田から岸和田は遠かったですからね。