お天気はイマイチでしたが、予定通り「万博公園の梅まつり」へ行ってきました。
普通なら満開か、もう終わりかけでも遅くない時期ですが、今年は3月半ば近くになっても、まだ五分咲きという感じで、蕾の気がたくさんありました。
万博公園ということで、やっぱり太陽の塔を入れた構図をいっぱい撮りました。
紅梅は、華やかです。
咲いている木にも、まだツボミが多くあるので、花も元気です。
しだれ梅もまだ咲き初めで、満開の枝垂れは、来週でしょうか?
でも来週も冷えるようなので、花の開きがまた止まるかもしれません。
紅梅だけでなく、白梅もまだ元気で生き生きしています。
久々の万博公園でしたが、梅林では、例年通りに野鳥とも出会え、ラッキーでした。
「ジョウビタキ♂」です。
毎年ここに来ているので期待していたのですが、やっぱり梅の花の中の「ジョウビタキ」は、イメージ的にはピッタリですね。
このように楽しい梅撮り、野鳥撮りだったのですが、ちょっと嫌な思いもしました。
今年から、この万博公園の梅林も三脚禁止となりました。(左下のプレート)
ところが、年配の男性カメラマンが、三脚を伸ばしたまま狭い梅園の通路を歩いていたので、「三脚禁止になりましたよ」と注意すると、すぐに切れて「何であんたに言われなあかんのや! 持って歩いているだけや!」と返ってきました。(見た目は紳士でも、中身は・・・・。)
さすがに、私もすぐに切れてしまい、私の奥さんや娘のいる前で、「あんたのようにマナーが守れない人がいるから禁止になったやろ!、写真を撮るな!!」と大きな声を出してしまいました。
私よりずっと歳の上の感じでしたし、持っているカメラや三脚を見ると、私よりベテランの紳士的なカメラマンのように見えましたが、ルールを守れず、注意されると切れるようでは、大人とは思えませんね。
しかし、あとから考えると、自分に後ろめたさがあるから、注意されると切れたのかもしれません。
私は、事前にネットで「三脚禁止」を見ていたので、今日は三脚を持って行かず、一脚だけで撮っていました。
鉄ちゃんの線路内への侵入もそうですが、「三脚禁止」のところへの三脚の持ち込みも、カメラマン個人の意識次第で守れることであり、最初から一人一人が最低限の周りに対するマナーを守っていれば、社会的問題になったり、三脚禁止になったりしなかったのではないでしょうか?
結局は、カメラマンが、自分で自分の首を絞めていることになります。
これらの人には、「良い写真を撮るためにはマナーなんて守ってられるかぁ!」という考えが、どこかにあるのではないでしょうか?
確かに、最近のカメラマンの増加は、異常のような気もします。
今日の万博公園でも、デジ一を持っている人が多かったです。(梅林の中の半数以上がカメラマンでしょうね。)
写真雑誌などで、プロカメラマンがデッカイ三脚を使い、すごくきれいな構図で撮っているのを見ると、自分もとなってしまうのでしょうね。
そういう意味では、写真雑誌や、プロカメラマンにも、このようことに対しては、少し責任があるような気がします。
ガイド本などでは、花撮りには、三脚が絶対という感じで書かれているものもありますからね。
「三脚を使わずとも、プロならこんな写真が撮れますよ、皆さんも頑張ってください。」というような、機材でなく腕でプロらしいところを見せてほしいものです。
<11日朝に、少し加筆・修正しました。>
コメント
コメント一覧 (5)
三脚禁止の立札まであったので、今年の梅まつりの最初からだと思いましたが、
3日には、まだ立札もなかったのでしょうか?
だとすると、何かトラブルでもあったのかもしれませんね。
三脚使うのはいいですが、やはり他の人に迷惑が掛からないようにしないといけないですね。
いつでも三脚が使えるわけでないので、三脚を使いましょうでなく、
三脚を使わない方法も教えてほしいものです。
3月3日にはまだそうなっていなかったような・・・・
その時先生も一緒だったのですが、三脚持ち込んでおられましたし(>_<)
まぁ私は三脚は滅多に使わないので関係ないですが(笑)
その先生も「三脚は出来るだけ使いましょう派」ですよ、お若いのにね。
確かに・・・・ローシャッターの絵は良いですよね~
ただ私は大変気が短いので、ささっと撮りたいので(三脚立ててる間に多分情熱が薄れます)
デジイチ持ってる人、増えに増えてますからね!
マナー教室から始めないといけないかも・・・・CANONのEOS学園ではやりますよ!
そうなのですよ、広い万博公園でも梅林の中だけ三脚禁止になりました。
通路にデッカイ三脚を広げて、歩く人が引っかけたりのトラブルがあったのだと思います。
普通に梅を楽しむ人には、通路のでっかい三脚は迷惑ですからね。
この人は、せっかく重たい三脚を持ってきたのに、何で禁止になったんや?という気持ちが
あったのかもしれませんね。
そこへ僕が注意したから、イラッとしたのかもしれません。
ジョウビタキは、割と人を気にしないので、梅林の中でも飛び回っていました。
メジロも期待したのですが、姿が見えませんでした。
野鳥が少ないのは、各地で同じようで、ちょっと心配です。
☆ saganoさんへ
もう少し晴れることを期待したのですが、雲が多い日となりました。
でも、久々に出かけたかいはありました。
梅の枝は難しいですね。
僕もたくさん撮りましたが、枝がヘンに影になった写真が多くて、
なかなか思うようなイメージになりませんでした。
本当に何度撮っても思うようには撮れません。
梅林では、花のアップを撮る人が多く、背の高い大きな三脚を使う人が多く、
狭い通路で邪魔だなぁと以前から僕も思っていました。
そういうことから、一般の梅見客からクレームがあったのかもしれません。
子供などは、すぐに引っかけますからね。
プロカメラマンには、是非、三脚なしで撮ることも薦めてほしいものです。
一度、どこかのカメラ雑誌に投稿してみたいですね。
プックリとして可愛いお客さまも♪
実は私も昨日 植物園で梅を撮りましたが、気に入りません・・・
梅は どうも枝が嫌な感じで難しくて、一部ばかり撮っていました。
こう言う風に 全体として撮るか、思い切って暈けを使った方がいいですね!
いやあ!ほんまに何でしょうね!
もう二三十年前 既に「小型以上のカメラと三脚お断り」の立て札を
「隠れた紅葉の名所」で見た時はショックでした。
以後、益々増えてきていますね。
仰るように「三脚なしで撮ったプロの名作」なんてあったらいいです!!
私は 単に面倒くさいから持たない無精者ですが、さすがに夜景は
要りますね。
でも、これもしっかりした物にもたれるとか(笑)
今日は 京都マラソンで規制がかかっているので、家で大人しくしてました。
温厚そうな?LuckyBookさんがキレるくらいなので、その人はよほど横柄な態度だったんでしょう。
注意されたら、ふつうなら、「すみません、外すのがめんどうなので伸ばしっぱなしにしてました」とかひたすら低姿勢になりますけどね。
ジョウビタキは華のある野鳥なので、絵になります。
ましてや鮮やかな梅の花に囲まれていたら、それこそラッキー!
でも、世間ではどうも鳥は鳥だけ、花は花だけのカメラマンが多いです。
マナーも含めて、目の前のモノだけしか見えてないことが少なくないです。
それにしても本当に野鳥が少ないです。近くの公園の梅もいつもは、メジロがにぎやかに飛び交っているのに、昨日は1羽も見かけませんでした。