今日は小春日和の日曜日に出かけた「大阪市大附属植物園」から秋の花と秋の実りをお届けします。

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そろそろ季節外れの感もありますが、「コスモス」です。

遅咲きかもしれませんが、まだまだきれいに咲いていました。

  

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ちょうど見ごろを迎えていた「ホトトギス」です。

私たちが写真を撮っていると、通りがかったちょっと年配の女性二人組みが、この「ホトトギス」を見て、「私知ってる。お茶の花ですよね。」と言われたのには、ビックリでした。

そして、思わず、「エッ?ホトトギスですよ。」と言ってしまいました。

このお二人、この後、今度は管理員の人に向かって「滋賀からわざわざ来たのに、ここ植物園なのに花がぜんぜんないですね。それに65歳以上からもお金を取るのですね。京都植物園ならタダなのに・・・・。」

これには、ちょっと呆れてしまいました。

テレビやラジオで紹介されているので来られたようですが、ここはあくまで大学の研究施設ですからね。

普通の植物園と同じように考えられると期待はずれになることもあるかもしれませんね。

   

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別名の方が有名な「カリステモン(別名:ブラシノキ)」です。

花だけ見るとボトルブラシです。

  

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ピンクの花が満開の「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)」です。

   

  

ここまでが秋の花で、ここから先は秋の実りとなります。

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秋というとやっぱり「柿」です。

もう少し熟してくると「メジロ」が集まってくることでしょう。

  

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春に「カタクリ」が咲くところのすぐ側に、変わったものが柵で囲まれていました。

ラン科の「ツチアケビ」です。

日本固有種で薬用植物だそうです。

  

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最後は、真っ白でふわふわな「ワタ(綿)」です。

  

   

このように、この植物園は紅葉だけではなく、花や実などいろいろ楽しむことが出来ます。

前出の年配女性の方々のように見た目に美しい花だけを求める方には、物足りないと思います。

しかし、これだけ自然を身近に感じながら散策出来る植物園は、なかなか少ないと思います。

そう言う意味では、この植物園は、自然を楽しむ植物園と考えて欲しいですね。