竹林を抜けた後は、トロッコ列車の嵐山駅を通り過ぎて、自転車を走らせました。
トロッコ列車が止っていたら撮ろうかと思ったのですが、あいにくホームに車両はいませんでした。
駅を抜けると緑に囲まれた小倉池があり、大きなレンズを付けたカメラで一人のカメラマンが、カワセミを狙っておられました。
時間に余裕があれば、私もカワセミの姿を見たかったのですが、この日は諦めて先を急ぎました。
そして、見えてきたのが、「常寂光寺」です。(今日もちょっと写真の枚数が多くなります。)
山門は小さく質素な感じのお寺ですが、門の中に一歩はいると、何か引きつけられるものがあり、拝観料の400円を払っていました。
少し進むと仁王門が見えてきます。
南北朝時代の運慶の作と伝えられているそうです。迫力あります。
緑に囲まれた庭で休憩していると、汗がスッとひいていくのを感じることができ、やっぱりいいですね。
正面左に見えるのが、仁王門の裏側です。
苔で囲まれた石道を歩いていると、時間の流れが遅くなるような感じを受けました。
赤から緑に変りつつある野村もみじが、まわりの新緑の中で美しいコントラストを出していました。
見上げると緑の中に鐘楼が見えます。
質素な山門から考えられない広さのある立派なお寺で、その庭の美しさは、ここでも1日過ごせそうです。
晴天の青空に向かってそびえる多宝塔です。
1620年の建立で歴史あるもので、重要文化財です。
この常寂光寺は、小倉山の斜面にあり、上の方では、嵯峨野を見渡される展望台のようになっています。
山上から下りてくると、このようなものがありました。
人工の滝の中にいるのは、仁王像でしょうか、それとも、仏像でしょうか?
境内のどこを歩いても歴史を感じることが出来る、これも京都のお寺のならではでしょうか?
今日も長々と写真をいっぱいアップしてしまいましたが、実際はもっと多くの写真を撮っています。
どこを撮っても絵になる感じで、時間はあっという間に過ぎていきます。
もう、お昼を過ぎているのですが、お腹が空くのも忘れて撮っていました。
ここを出てからは、時間の関係もあり、ちょっと忙しくなりました。
もっと北上したかったのですが、ちょっと進路を東に向けて山手から町の方へ向かいました。
と言うことで、次回は、一気に進んでいきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日もいいお天気で暑かったですね。
お盆休みの曇天が何だったのか、休みが明けるといいお天気が続くのですね。
それでも、夕方になると吹く風が涼しく感じられ、やっぱり今年の夏は短いようですね。
コメント
コメント一覧 (6)
やっぱり嵯峨野路は春・秋がいいですが、人が多いですからね。
緑が多くて、夏もなかなかよかったですよ。
緑の中の木陰は、本当に涼しいですからね。
忘れていた空腹感もここを出ると、忘れられなくなりましたよ。
やっぱり自転車は、お腹が空きます。
☆ まっちゃんさんへ
こうして寺社巡りは初めてですが、京都はやっぱりいいですね。
どこを向いてもいい被写体がいっぱいです。
暑いのは暑いですが、この日は湿度が低く、カラッとしていて、気持ちよかったです。
鎌倉は、仕事で行った時に通っただけなので、一度行きたいところです。
また違う歴史が感じられるでしょうね。
☆ きょんちさんへ
京都は、やっぱり歴史が違いますね。
その歴史の中にある緑(木々や苔)にも歴史が感じられますね。
それが、この嵯峨野の味になっているのかもしれません。
この日は、お天気は最高で日差しは強いのですが、カラッとしていて、木陰に入るとすぐに汗がひき、
本当に気持ちいいサイクリングと撮影が出来ました。
湿度が低いので、空の青さも最高でした。
何が違うんだろう・・・・とLuckyさんの写真を食い入るように眺めたのですが
思うに「苔の質感が他とはちがう」のではないかと・・・・・?
この空の色ですからおそらくとても暑かったのでは?と思いますが
それ以上にしんとした静寂や、竹林をわたる風のおとさえ聞こえそうです。
日中暑かったでしょう。
私もツアーで鎌倉へ行って来ましたが、あまりの日差しの強さに帽子は被っていましたがすっかり日焼けしてしまいました。
やっぱり古都で写真撮影となるとじっくり時間をかけて撮らないと後悔しきりです。。
青々としてとっても綺麗で
新鮮に感じます!
秋に何回かいったことありますここ。
お腹がすくのも忘れて
写真撮り続ける…本当にお好きなんですね。
私はお腹がすいたことを
忘れる事ができなくて困ります。
本能のみで生きております[E:happy02]
詳しく知らなかったのですが、やっぱり紅葉の名所ですか?
ここが紅葉したら、本当にきれいでしょうね。
紅葉のシーズンにも来てみたいですが、雑踏並みに混雑するのではダメですね。
このあたりの真冬はどうでしょうか?
紅葉が終った後も、何となく趣があって、いい感じがするのですけどね。
この日は、お天気は最高でも、わりとカラッとしていて、木陰に入るとすぐに足がひくので助かりました。
緑がいっぱいあると涼しいですね。
最近の秋は 寄り付けません。雑踏という感じになります。
あの石段の上からカメラを向ける人、下から撮るひと・・・
殆んど三脚組ですが、根気よく待ってられると、観光客も遠慮して
早足になったり・・・もう嵯峨野全体が 紅葉狩りの人の「渦に飲み込まれる!って感じになります。
だからいま頃が狙い目だったのでしょうね。ここは10回ほど訪れましたが全くひとが途切れないので
とうとう諦めて、僻地の山村や集落に足を向けるようになりました・・・
一枚一枚に記憶があり、嵯峨野を見渡せるところで ほっと気分が和みますね。
友人の茶店や喫茶店、お気に入りのアトリエもあります。
自分が
満足出来なかった写真を 沢山見せて頂いて とても嬉しいです。
まだまだありそうで 楽しみにしています♪