初冬の東北旅行から今日は2日目の午後に行った「日本三景 松島」周辺の様子をお届けします。
(今日も写真が少し多いですが、ご容赦下さい。)
N9se91e7 まずは、松島のシンボルとなる「五大堂」です。

松島湾に少し突き出た感じで、小さな橋を渡って行きます。


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堂の四方には、方角表すように十二支の彫り物があります。
真北が子で、堂の正面には馬があり、真南を向いています。

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続いて向かった先は、国宝「瑞巌寺」です。


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平安時代に天台宗のお寺として開創されましたが、鎌倉時代に臨済宗の禅寺として改められました。

これは、禅僧が修行するためにつくられた穴です。
階段がつくられ、現在のアパートのようになっています。
松島湾と同じく凝灰岩で出来ており、比較的やわらかいので、このようにきれいに穴があけられたそうです。


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瑞巌寺の庫裡です。建物の姿がすごく美しく感じます。
この瑞巌寺は、お寺でありながら内部は城のような作りになっていることでも有名です。
江戸時代に伊達政宗が、幕府から怪しまれないように改造したそうです。
その本堂の中は、撮影禁止であったため写せなかったのですが、狩野派の装飾などお寺とは思えないほど豪華なものとなっていました。

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そして、その瑞巌寺から歩いて10分足らずのところにあるのが、「伊達政宗歴史館」です。

伊達政宗など東北に由来の歴史人物の蝋人形が数多く展示されていました。


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この方もそのお一人ですが、誰かわかりますか?
すぐにわかった方は、よほどの通の方ですね。[E:smile]
答えは最後に。


この後、いよいよ松島めぐりです。
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この船が我々が乗船した船です。
もっときれいな船もあったのですけどね。[E:wink]
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出港したところで松島のようすです。
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松島湾は、大昔は海に面した凝灰岩の陸地だったそうです。
大きな地震があり、海から亀裂が入り、そこへ海水が流れ込み、少しずつ浸食していって湾となったそうです。
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その浸食は現在でも少しずつ進んでおり、このような島が少しずつ小さくなり、数が減っているそうです。

約1時間の遊覧ですが、島だけを見ていてもそれほど面白いものでなく退屈してきます。
それをまぎらわしてくれるのが、この鳥たちです。
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カモメやウミネコたちですね。
えびせんが好物だそうで、船の中でも小さな袋二つを100円で売っていました。
私はと言うと、旅のお供でもらったお菓子の中からキャラメルコーンをやってみましたが、しっかり食べていました。[E:wink]
投げるときに目の前を飛んでいる鳥と目を合わせるのがポイントですね。
目を合わしてから投げてやるとほとんどキャッチしていました。
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西に傾いたお陽さんをバックに、なかなかいいタイミングで撮れたと自己満足している写真です。
でも、ウミネコにピントが合っていないので、ダメですね。

そうしている間に塩釜港が目の前に迫ってきました。
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4時半頃ですが、すでに完全に陽は沈んでいます。
本当に日が短く感じます。

こうして、初めての東北旅行もあっという間に終わってしまいました。
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仙台空港から大阪伊丹空港へ向けて帰路につくところです。

本当に天気に恵まれ、最高の東北旅行となりました。
そして、東北の美しさに魅了され、東北ファンになった旅行となりました。
将来、もっとゆっくりと廻ってみたいと思います。

ここで途中にありました蝋人形の男性の写真の正解です。
カメラマンの憧れの日本を代表する写真家「土門 拳」です。
山形県生まれだったため、ここに展示されていました。

5日間、初めての東北写真を一気に紹介してきましたが、ひとまずこれで終わりとさせていただきます。
続けてご覧頂いた方、ありがとうございました。


明日は、初めての植物園へ出かける予定です。
ちょうど紅葉のシーズンのため、人が多いかもしれませんが、初めての場所であり、もう一つ初めてがあり、楽しみにしてのお出かけです。
よろしくお願いいたします。[E:smile]