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今日は旅行二日目の昼食をとった「金沢・長町武家屋敷跡界隈」の様子をお届けします。

この長町武家屋敷界隈には当時からこのような用水が造られていました。



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この「大野庄用水」は市内を流れる犀川(さいがわ)から水を取り入れ武家屋敷跡に沿って郊外へ流れています。
以前は用水に「アユ」「ウグイ」などが生息し、それぞれの屋敷内の庭園では用水からの水を取り入れ曲水として利用されています。
現在でも初夏にはホタルが飛び交うそうです。




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この用水、見ての通り、流れは用水とは思えないほどすごく急流です。
そして、一つ残念だったのは、この武家屋敷界隈はクルマの抜け道になっているのか、クルマの通りが激しいことです。
それもけっこうの速度だったので何度か、危ない気がします。




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散策していてよその観光ガイドさんが説明していたのですが、武家屋敷の門の高さを見ると地位がわかるそうです。
地位が高い武士は、馬を利用するので馬に乗ったまま門の出入りが出来るように門が高いそうです。



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ここは金沢職人大学校・長町研修塾です。
藩政末期から明治初期に建てられて建物を長町武家屋敷群の修景に合わせて修復して利用されているそうです。


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時間の関係でなかなか門をくぐることが出来なかったのですが、無料だった一軒だけ入ってみました。[E:wink]
きれいに手入れされており驚きました。
それぞれの屋敷は現在でも住居として利用されているところがほとんどですが、これだけのお庭を維持するのは大変でしょうね。


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最後にバスのガイドさんから説明された金沢の町の特徴を一つ。
この金沢の町は城下町として開発されたわけですが、城や武家屋敷を敵の襲撃から守るために道が工夫されています。
それは長い直線道路がないということです。
武家屋敷も細い路地が曲がりくねっています。
これは、道を曲げて敵を混乱させるためだそうです。
今では、観光客を混乱させるものとなっているようですが。[E:coldsweats02]
実際、自由時間に武家屋敷跡を適当に歩いていると東西南北がわからなくなっていました。
真っ直ぐ歩いているつもりでもいつの間にか90度曲がっているのですからね。
曲がり直線ですね。


長々と続けてきました能登・和倉温泉旅行での写真ですが、観光写真は今日でほぼ出し尽くしました。
次は、旅行とは余り関係ない写真を特別編で紹介したいと思います。
その後、昨日の京都と今日の万博公園の写真をボチボチと紹介していきたいと思います。
万博公園では彼岸花とコスモスが見頃に近づいていてしっかり楽しめました。[E:smile]